ADHDの社会復帰録 ADHDの社会復帰録

【退職まで】ADHD診断後の職場での様子とは

ADHD診断後の職場で困ったこととは


みなさまこんにちは。

今回はADHDと診断されてからの仕事と私の気持ちの変化をお話していけたらと思います。

前回の記事はこちらです↓

https://adhd-restart.net/cannotwork220508/

さて、ADHDと診断された後ですが、私は常駐先から自社業務へと異動となりました。

ADHDと知っているのは、異動前の上司と異動先の上司、総務だけです。

上司が週一回の面談を行っていただき、そこで言われたのが、「はじめさんの得意なことを伸ばせるようにしていきたい!」と。

結果からお話しすると、そんなはずはありませんでした。

秘密事項なので、業務内容を詳しくはお話しできませんが、
自社業務への異動後にある意味もっとも印象的なお仕事は、社内の掃除でした。

もちろん掃除も無くてはならない立派な仕事です。
ここでお伝えしたいのが、「掃除以外もっと自分がやれる仕事があるでしょ」ということです。
社内公募でやってみたい仕事に手を挙げたものの、やらせてもらえませんでした。

掃除の概要

  • 定時の1時間前に出勤
  • 加湿器10台分の水を交換
  • ほかの人が使った食器を洗う
  • ふきんの手洗い
  • デスクを拭く
  • 掃除機の中のにおいを取る

などです。拭き忘れとかも生じることがあるのですが「みんな普通はこれくらいできるから」と言われます。

それが終わったらようやく業務時間ですが、会社が持っているとある認証マークの更新タスクを行うのですが、未知の業務で何やればいいかもわからず、相談すると「過去の資料をちゃんと確認した?ちゃんと確認して」と言われるループにハマります。結果、報連相ができなくなってしまいます。

ADHD後の報連相

周りの目がどんどん冷たくなっていく気がしました。
「私のADHDを知っている人が社内に増えている」、そんな気がしていました。(事実かどうかはわかりませんが)

結果的にどんどん無気力になり適応障害を発症して1か月休職後、退職することになります。

ですが、結果的にこの退職後の生活が自分の人生を変えようとするいい判断となったと自負しております。

まとめ

以上の内容をまとめると、以下の内容に集約できるかと思います。

  • 上司が得意なことを伸ばしてくれるというのは信じすぎないこと
  • ADHDに振れる業務や対応法を理解できている会社が少ないのでは
  • ミスや指摘が入ると周囲とコミュニケーションを遠ざけがちになる

次回は就労移行支援事業所というところと出会ったときのことをお話しします。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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