ADHDの社会復帰録 ADHDの社会復帰録

就労移行支援事業所との出会い

休職中に見つけた!就労移行支援事業との出会い


みなさまこんにちは。

今回は就労移行支援事業所とのいうところについて紹介します。

前回の記事はこちらです↓

https://adhd-restart.net/behavior220510/

さて、ADHDと適応障害で1か月休職、退職をしたのですが、休職期間中にいろいろ考えました。

このまま現職に残るべきか、辞めて次の仕事を探すべきか、でもまたぶり返したらどうしようか…など。

休職後の様子

この休職期間中、「自分のやってみたい仕事ってなんだったんだろう」と考え始めます。

今回は以下の通りにお話ししていきます。

目次

  1. 休職期間中で考えたこと
  2. 就労移行支援事業所の体験
  3. 退職の決断

休職期間中に考えたこと

この期間で、適職について考えました。

もちろん「ADHD 適職」で検索して探しました。「事務職」と書いていたサイトもありますが、私は事務職が合わなくて辞めたので、必ずしも当てはまるものではないと感じました。

色々考えた結果、WEBサイトについてのお仕事に携わりたいと考えるようになりました。

大学時代を振り返り、そういえば以下のことをしていたなと思い出しました。

  • 塾講師で授業を組み立てて指導
  • 所属しているサークルの部員数をtwitterで増やした
  • 学生が運営していたウェブマガジンで記事を書いていた

そして自分は何か作って発信する仕事に就きたいのではないかという結論になりました。

そこで、「ヒューマンアカデミー」や「デジタルハリウッド」の講座を検討しましたが、数十万するのでなかなか厳しいしなと。

色々調べていく中で、妻が「就労移行支援事業所って知ってる?」と提案してくれました。
なにそれと調べると、デジタルハリウッドの講座を学べる就労支援移行事業所というものを見つけました。休職期間で早速見学に行くことにしました。

就労移行支援事業所の体験

私が通った就労移行支援事業所は「ジョブトレIT・WEB」というところです。こちらは精神や身体含め障害のある方が安定就労に向けて訓練をすることができる施設で、デジタルハリウッド教材を利用してWEB制作スキルが身に着けられます。

実際に体験に行くと、まさに自分と同じような境遇をお持ちの方がたくさんおられました。
研修にも参加させてもらいましたが、WEBスキルだけではなく自分の特性への理解と対処法も学ぶことができると実感しました。
研修の内容は、自分自身の特性や思考の癖、価値観などをグループで話し合って他者の考え方を取り入れて「あ、こういう見方もあるのだな」と気付きや対処法が学べる内容です。

ADHDに対して自分自身でも良く向き合い方を理解できる場がここだと感じて、通所することにしました。

退職の決断

自分に合った就労移行支援事業所と出会えたことで、仕事を退職する決断をしました。
傷病手当金を頼り、通うことにしました。

退職する際、上司や社長、同僚に挨拶して、快く送り出してくれました。

周りが働いている中、無職になるという現実を受けながら、後悔しないように就労移行支援事業所の期間を過ごそうと心に決めました。
(そもそも周りが働いていようが、自分には関係ないのですが…そういう他人と比べる癖が自分を苦しめていたなと今感じます。)

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