未経験でWebデザイナーに!? ADHDが就労移行支援事業所で取り組めるコト2
みなさま、こんにちは。
今回は、私が通っていた就労移行支援事業所「atGPジョブトレIT・Web」で取り組んだこととして、Webデザインのスキル習得までの道のりを紹介します。
私が「atGPジョブトレIT・Web」(以下、ジョブトレ)に通った理由として、WebデザイナーなどのWeb制作のお仕事に就きたかったためです。
しかもここでは、「デジタルハリウッド Webデザイナー講座 就転職プラン」が受講できます。
そもそもADHDで未経験でもwebデザイナーになれるのか…結論、なれます!
理系文系も全く関係ありません。
大学時代に僅かながら興味を持っていたWEBの仕事でしたが、「理系の分野でしょ」と思い込んで諦めていました。
ですが、私がADHDだと分かり、仕事も辞めて、この際せっかくだしWebのお仕事を目指してみるかと決意し、ジョブトレに通って1年4か月後に自社サイトのWebデザイナーとして就職できました。
今回は、Webスキルを身に付けるためにジョブトレに通っている間で行ったことを紹介します。
自分がADHDと分かり今後仕事どうしようか、未経験でもWebデザイナーになれるのか、就労移行支援事業所に通って仕事が得られるのか、と疑問や悩みがある方の参考になればなによりです。
前回の記事はこちらです。
https://adhd-restart.net/shurouikou-task220522/
目次
就活開始時期を決める
就労移行支援事業所は最大2年間通えます。
ですが、就活活動がどれくらい続くかも読めません。
ですので、私の場合は通所後1年後に就職活動を開始することを目標にしました。
この計画から、すべてを逆算していきます。
半年間はとにかくインプット
Web制作のスキルとして最低限必要なものは、
- Photoshop
- Illustrator
- HTML
- CSS
の4つです。
もちろんヒアリング力なども必要ですが、
相手があって初めて身に付くスキルですので今回は割愛します。
私の場合は、まず通所半年で以下のことを行いました。
- デジタルハリウッド教材を視聴しながら作業する
- 書籍を使ってデザインをトレースする
- HTML/CSSのドリルを使って学習する
この3つです。
とにかく手を動かして、ソフトの使い方に慣れることやHTML/CSSの基礎力を付けることを意識しました。
(使用したデザインのトレースとHTML/CSSのドリル)
3については、受験生のように間違えたところを繰り返し解いて知識定着を図ります。基礎を身に付けると、お仕事になっても理解が早くなります。同時に、タスク管理表を作って自分のタスクを管理する練習も並行して行いました。
お仕事案件に参加
就労移行支援事業所では、利用者さんが対クライアントの仕事に取り組むことができます。それを「お仕事案件」と呼ぶことがあります。
私は半年後に、お仕事案件に参加しました。
具体的にはYouTubeサムネイルの作成です。
チームで取り組むため、私はチーム内の進捗管理も行いました。
半年もの間、Webデザインスキルとタスク管理の基礎固めを徹底していたため、
大きく脱線することなくクライアントの要望通りに納品することができました。
お客さん(役)を相手にWebサイトを作る
HTML/CSSの基礎も固まってきたところで、実際にWebサイト作成に取り組みます。
ここで大事なのが、架空のサイトではなく必ず誰かのWebサイトを作ることです。
とはいいつつ、それはかなり難しいです。
例えば友人や先輩、就労移行の職員さんを実際のクライアントと見立てて、
ヒアリングしながら相手の自己紹介サイトを作ってあげる、というのでもいいと思います。
私はたまたま個人事業主の友人がいたので、その方のWebサイトを作ることにしました。
実際に就職活動では、架空のサイト2個、3個よりも個人事業主の友人のサイト1つが評価されました。
ポートフォリオサイトを作る
今までの成果物をまとめます。
それを俗に「ポートフォリオ」と呼びます。
Webデザイナーを目指すなら当然、Webサイトで用意した方が、応募企業に対してもアピールになります。
最後に
まとめると以下のような感じになります。
以上のことに取り組んだことで未経験でもWebデザイナーになることができました。
私はADHD故に、興味が行ったり来たりしやすいので色々な葛藤がありました。
とにかく先走らないこと、基本からスWEBのテップで学んでいくことが大事なのかなと感じました。