【タスク管理編】ADHDが就労移行支援事業所で取り組めるコト
みなさまこんにちは。
今回は、ADHDを持った人が就労移行支援事業所「atGPジョブトレIT・Web」(以下、ジョブトレ)で取り組んだコトとしてタスク管理を紹介していきます。
就労移行支援事業所ジョブトレについては、以下の通りです。
https://adhd-restart.net/shurouikou-start220514/
逆に言えば、就労移行に行けば取り組めることになります!
Webスキルを学べる就労移行ではあるのですが、一方で自身の特性への対応も就職してからのポイントになります。
今回はタスク管理編ですが、これから数回にわたり私がADHDゆえに苦しんだことに対して、取り組んだことを主に書いていきます。
前職では、タスク管理ができなくなり、自分のタスクがすべて優先順位高になりました。
1つの仕事に対して、全体像を把握することをせずに取り組んでいました。
なので、報連相をするポイントが分かりません。
結果、タスク漏れが多々発生したり、ミスが多発して周囲を困らせてしまいました。
色々なところにメモしては無くし、本当にタスク管理ができませんでした。
私はADHDですので、頭で整理するのが苦手です。
それを受け入れて、ジョブトレではタスク管理表を使ったタスク管理の習慣を身に付けることに努めました。
目次
タスク管理の方法手順
以下の順番でタスク管理を行っていきます。
- Excelでタスク管理表を作成
- 仕事の前に必要だと思うタスクを洗い出す(画像参照)
- 進め方で不明なところを職員さんに相談
- 毎朝進捗を確認する(画像参照)
- 予定通りにならないことが発生したら周囲に相談
ポイントは自分で作成することです。
理由は、他人が作ったり用意されたタスク表が、決して自分も使いやすいとは限らないためです。
実際に私が作ったタスク管理表を、ほかの人が使いたいということでお渡しすることがありました。
しかし、管理が面倒になったり、その人には使いにくかったりして、結局タスク管理が課題だと自覚している人でもそれを使わなくなります。
私も同じく、タスク管理表だけではなく他人の作ったものを自分が使うことが難しい場合があります。
自己分析すると、もしかしたらこだわりが強く出る特性がある故なのかなと振り返っています。
なので、Excelを調べながらほかの方が作ったタスク管理表を参考にご自身で作ることをお勧めします。
また、仕事に取り掛かる前にタスクの洗い出しをすることで仕事の見通しが立てられるため、
衝動的に無駄なタスクを行うということが激減します。
タスク管理表でできるようになること
このタスク管理表でできるようになることは以下の通りです。
- 衝動的にタスクを行うことが減る
- 見通しが立てられる
- 仕事の優先順位が見えやすくなる
- 相談がしやすくなる
という点です。
ただし、タスクの洗い出しは必ず仕事に取り掛かる前に行うことが絶対条件です!
タスクを洗い出してしまえば、あとはその通りに仕事を進めていくだけになります。
複雑と思われる仕事も何やればいいのかなどの見通しが立てられるため、仕事の優先順位が分かりやすくなります。
また、進捗を追いやすくなることで、進捗が遅れた場合も上司やチームメンバーに早めに相談できるようになります。
まとめ
実際に現在仕事に就いてからも、非常に役に立っています。
タスク管理表を使うことで、自分がやるべきタスクがはっきりします。
結果的に、精神的にも不安が減り、急ぎのタスクとそうでないタスクを見極められ、
優先順位付けも容易になりました。
実際に、現職にて週以内ではなく週明けに完成させても間に合う仕事の締め切りを調整してもらえました。
仕事は細かい仕事から大きな仕事まで、数が多かったりやるべきことがたくさんあります。
タスク管理表を使ったタスク管理をできることで、
上司やチームメンバーとのコミュニケーションにまで良い影響を及ぼします。
タスク管理に課題をお持ちの方はぜひやってみてください!